これ鹿ない!

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きのこも一段落して落ち着きを取り戻した私たち。

心にゆとりが出てきました。

そんなわけで、きのこネタはひと休み。

今回みなさまにご紹介したいのが、、、ジャジャ〜ン。

夏の鹿でございます。

冬より断然夏。メスよりオス。しかも大きい方がいい。

とにかく脂が乗っています。で、その脂の質がいい。

冬の脂は蝋(ロウ)のように硬く溶けない。

これ本当に鹿?と思うほど旨い。

正直、僕は鹿に対して積極的でなかった。

どうもあの鉄っぽい味がおいしいと感じなかったので店で出していなかった。

が、しかし、夏の鹿を食べて世界が変わった。

僕の固定観念を一瞬にして覆してくれたのだ。

 

店を10年やっててもまだまだ知らないことがある。

食材に対してマンネリ化していただけにこれは大きな発見である。

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久しぶりに心躍る食材に出会った。

モヤモヤしていた気持ちが一気に晴れ渡った感じ。

心の底から使いたいと思える食材でないとすぐメニューから消えてしまう。

この鹿ならいける。

この鹿なら迷いがない。

自信はある。

 

 

 

 

 

 

 

 

お花畑

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おとぎの国に迷い込んだような世界。

ここはどこなんだ。

あるぞあるぞ、次々と現れる。

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僕らの疲労はピークに達している。

だけど、あるのが分っているなら山へ行く。

夜中3時に寝ても朝7時には起きて出かける。

だって、1年間この日を心待ちにしていたのだから。

こんな美しい世界が目の前に広がっているんだから。

あぁ、辞め時がわからない。

なんと贅沢な悩み。

こんなに暑くてもちゃんと育っているタマゴタケ。

ありがとう。あるところにはあるんだね。

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明子のテンションもMAX!

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ちゃんと成仏させますから。

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新作完成!

タマゴタケのサラダ DANLO風

生のタマゴタケ、コリンキー ルッコラ、ブルーベリー くるみ、グラナパダーノ、サワークリームソース

イタリア人も大好きなタマゴタケ。

本場ではマッシュルームのように生で頂きます。

みなさん!イタリアに行かなくてもDANLOで食べられますよ〜

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きのこハンターとして、いや料理人として大きく開眼した感じです。

 

この世の中、すべて出尽くした感が僕の中ではありました。

ファミレスでフォアグラ食べれる時代ですから。

そんな時代に何を提供したらいいのか?

一料理人として考えるわけであります。

 

で、その答えがここにあると思っています。

その時期のものを自分で採ってきて自分らしい料理に昇華させること。

これこそがDANLOの真骨頂だと思います。

 

 

 

 

 

 

報われた日

今日はきのこの勉強会の日。

片道2時間かけて岐阜へ。

採れたきのこで僕がみんなにパスタを振る舞うことになっていた。

さぁ、いざ食材探しの旅へ!

気温32℃、地面カサカサ。歩けど歩けどめぼしいもの見つからず。

2時間歩いてアカヤマドリタケ1本。

ここまで来てこの成果。ガクーン。敗北感&喪失感。

あぁ、きのこは難しい。

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貴重なみんなのきのこをかき集めて何とかパスタを作ることができた。

みんな美味しいって言ってくれた。

その言葉が聞けてただけでも今日来た甲斐があった。

みんなの疲れも僕のパスタで吹っ飛んだに違いない。

きっとそうだと思う。

 

そう思えば今日という日が報われた。