伝統食

奈川村にある一軒の蕎麦屋に立ち寄った。

このあたりの郷土食、とうじそばである。

一箸分のそばを「とうじ籠」(写真)に入れてしゃぶしゃぶのように頂く。

 そばを投げ入る様から「投汁そば」とも言う。

かつては冠婚葬祭のごちそうとして振る舞われた。

お米も採れず、寒さ厳しいこの地域が生み出した誇り高きそばである。

充分味わって食べよう。

腹ごしらえも済ませ今日の大本命、清水牧場に向かう。

一年半ぶりの再会。

早く、清水さんの笑顔を見に行こう。

                             つづく