女性の感性

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明子が「花が見たい」ということで入笠山へ行ってきました。

この時期の山は色とりどりの花で僕らを楽しませてくれる。

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明子の大本命、ホテイアツモリ草

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この他にもたくさんの花たちが咲き誇っていた。

明子は「うわーすごいきれい、かわいいこの花!」

と感慨深い。しかし僕は、、、

確かに「綺麗だなぁ」とは思う。

思うけどそれ以上の気持ちがない。

何でだろう。それは、

花が食べられないものだからなのか?

ただ単に愛でる気持ちが足りないのか?

どうなんでしょう。

たぶん男と女の差だと思う。

男は現実的だから花にあまり興味がないんだと思う。

生きるために必要なものなら心が踊ったり血が騒いだりするはず。

これが狩りをしてきた古代からの男のDNAだと思う。

 

DANLOに生けてある花は明子がいつも手入れをして飾っている。

確かに生きた花が店にないと殺風景な空間になる。

なんだか寂しい、よどんだ空間になる。

僕の感覚だけではいい店は作れない。

DANLOに明子の感性は欠かせないものとなっている。