ジビエをやる覚悟

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クロカワ、オオツガタケ、オオモミタケ、ヤギタケ、ヤマドリタケモドキ、クリタケ

今、フレッシュなものはこんな感じです。

興味がある方にはこの箱を見せて自慢します。

すごいですね!と言われたい。

ただそれだけです。

これからもっと種類を増やしていく予定です。

とは言っても自然相手なのでわかりませんが、、、

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こちらも自然相手に捕れた駒ヶ根の熊です。

いつも鹿をもらっている石沢さんの加工場。

ちょうど熊を解体しているところでした。

こういうの見ちゃうとどうしても欲しくなります。

直感的に美味しそうと思ったら買いたくなる。

理屈ではなく本能的に。

 

でも買った後、冷静に考える。

そうだ、思い出した。熊はとても難しい食材だった。

独特な臭い味がある。一筋縄ではいかない曲者だ。

個体差もあるし、食べている物でもかなり味に差が出る。

価値感があるので他のジビエより当然値段も高い。

いわば熊は博打みたいなものだ。

何よりこのマニアックな食材を好んで食べてくれるお客さんが

どれくらいDANLOにいるだろうか?

買った後、明子に言われた。

「売るのは私なんだからね!」

確かにそうだ。

誰かになしに勧めるわけにはいかない。

 

僕は覚悟もってこの食材に向き合うしかない。

熊、石沢さん、お客さん、明子、自分に対して責任を持つ。

みんなが喜びそして納得しないといけない。

それができないのなら僕はジビエを諦めたほうがいい。

すべてに対して失礼にあたる。

美味しく作れないのならわざわざジビエ(野生動物)をやる必要はない。