ジレンマ

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ある日の遅い時間にキースがやってきた。

キースは真澄の営業マンで海外を飛び回っている。

今日はスエーデン人の二人を連れて来た。

彼らはストックホルムの郊外にあるリゾートホテルでマネージャーをしている。

とても感じのいい二人だ。気負うことなく話しができる。

どうしてもネイティブの人と話そうとするとつい気負ってしまう。

かっこうつけようとしたり、よく理解していなくても解ったふりをして続けてしまう。

リズムを壊したくないし、いちいち会話を切りたくない。

だから常に気を張って集中して相手の話を聞いている。

たいして難しい会話ではないのに結構疲れる。

これが今の僕の英語のレベル。

 

日本にいるとほぼ使わないのが英語。

たまにキースが海外の人を連れてきた時くらいだ。

だからなんとなくおざなりになってしまう。

必要性が無い限り人はやらない。

英語はもっともっと話せるようにはなりたいけど、

そうなるための努力はたいしてしていない。

 

目的がないと上達はしない。

それも頭ではわかっている。

これが僕のジレンマ。

 

 

 

 

終わりを告げるきのこ

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最後にきのこを採ったのは2週間も前になる。

それがこの写真。ムキタケだ。

ムキタケを採ると

「今年もこれで終わりかぁ」と思う。

僕らの楽しい時間はあっという間に終わってしまった。

心にぽっかり穴が開いてしまったようだ。

でも本業は料理だ。

気を取り直して僕は料理に集中する。

 

総括すると今年のきのこは難しかった。

気温の変動や長雨などで採るタイミングや行く場所が定まらなかった。

絞れなかった。

だから全体量としては去年より採れなかったのは確かだ。

でもそんな中でも健闘したと思う。

きのこのコースを出すくらいは確保することができたのだから。

良しとしよう。

 

天然のきのこたち!

今年も楽しませてくれてありがとう!

又来年お会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

諏訪の仲間入り

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去年、DANLO10周年パーティーで大活躍してくれた仔豚ちゃん。

今年もやりました。仔豚の丸焼き。

といっても場所はDANLOではなく諏訪の精密会社。

ここの会長さんがDANLOの大事なお客さんで、毎年開催している会社の親睦会で

豚を焼いてほしいと頼まれたのです。もちろん快くOKしました。

話は聞いていたのですが、今回初参戦。僕に課せられたミッションは

とにかくこの仔豚をうまく焼くこと。

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遠火の炭でゆっくりゆっくり焦がさないように焼いていきます。

なんか緊張するなぁ。

腿(もも)の部分は厚みがあってどうしてもうまく火が入らない。

炭焼きは単純だけど技がいります。

ようやく4時間かけて完成しました。

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たぶんいいんじゃないかな。

初めてにしてはうまく焼けたかなと思います。

えっ!初めて?2回目じゃないの。

実は、、、

前回のDANLOパーティーの時、切り分けたのは確かに私なんですが

ずーと焼き上がるまで面倒見てくれたのは薪ストーブ屋さんのMさんだったのです。

だから今回が初めて。

だから少し緊張してたんです。

失敗は許されない一発勝負ですからね。

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みんな美味しいって言ってたから良かった。

次はもっとうまく焼けると思う。今日こつはつかんだから。

 

会長、今回この親睦会に呼んでいただきありがとうございます。

ようやく僕は諏訪の一員になれた気がします。