ささやかな宴

店の灯りを消そうとした時、ふと、Sさんが現れた。

手には、何やら箱を持っている。 

 きのこだ!!

「シェフ、このきのこで料理作って!で、みんなで食べよう!」と言う事だ。

早速、頭をひねり、僕は4品程作った。

イセハラ(山梨県)の白ワインと共に小さな宴会(3人)が、始まった。

 

どれも、申しぶんのない、おいしさだった。

それは、腕がいいのか?それとも素材の力か?

両方という事にしておこう。

そして、

「このきのこ達が、ちゃんと成仏できるのはDANLOさんしかない!と思って

持って来たんだ。」と、Sさんは言った。

うれしかった。

そして、僕は、この予期せぬ展開を楽しみながら、きのこと向き合えることができた。

 

自然の恵みとSさんに

ありがとう。

 

またまたきのこ

みなさん、お待たせしました。(自分が一番待っていた!)

やっと、オオツガタケ(サマツ)採れました。

山の中でも、群を抜いて異彩を放っています。

見た目よし、香りよし、食感よし、味よしの四拍子そろった

「きのこ界のイチロー」といったところ。

こちらは、みなさんもご存知のハナイグチ(じこぼう)

将棋でいえば、「歩」のような存在。

「歩」がなければ将棋は始まらない。

ハナイグチが出ないと(去年みたいに)きのこも始まらない。

ようやく、おもしろくなってきたぞ!

 

お詫び

オオツガタケは、数が少なく、あっという間に終わってしまいました。

ハナイグチは、「じこぼうと野菜のミネストローネ」としてメニューに

あります。なくなり次第、終了となります。

 

脇役の底力

今日も懲りずに行ってきましたよ。

なんたって、きのこシーズンですから。

お目当てのオオツガタケは、先週にひきつづき1本も採れず、、、(くやし~)

その代わり、アイシメジ、チチタケ、クリタケ、マスタケ、ハンノキイグチが

採れた。もちろん、すべて食べられる。

これら脇役的な、きのこたちも、プロの料理人の手にかかれば、、、

立派な一品に変身するはず!!

そして、みんなで力を合わせれば、より深い味わいになるはず!!

と、こんな具合に、、、。これをベースにパスタかリゾットとして

登場するであろう。 自然の恵みをお試しあれ!

あたかも自分が採った(オオツガタケ)かのような表情。