商品価値

これ何の肉?う~ん?牛肉?

正解は、鹿肉のしんたま。

この辺のじゃない。エゾジカ(北海道)だ。

前からおいしいとは聞いていたので取ってみた。

早速、焼いて食べた。

うっ、うまい!えっ、これ鹿肉?

これが、第一声だった。

特有の臭みもなく、肉質もやわらかかった。

「野生の牛」 そんな印象だった。

 

じゃあ、この辺の鹿と何が違うのか?

要因はいろいろ考えられる。

・気候 ・食べてる物 ・北海道独自の生態系など。

でも一番違うのは、鹿肉を商品として意識していることだ。

ここが一番肝心なのだ。

撃つ場所、獲った時期、その後すばやい処理(血抜き)

解体施設の確保、流通の仕組み等、そこに関わる人の意識の高さを感じる。

残念ながら長野県はそこまで整っていないのが現状だ。

だから、僕はハンター(猟師)との関わりをもっと深める必要がある。

ハンターの鹿に対する意識を変える。

それだけでだいぶ味が変わると思う。

地物の鹿がおいしい味になる日は来ると思う。

腕のいい料理人と腕のいい猟師がいれば鹿はおいしくなる。

僕は、そう思う。

 

 

無事終了

諏訪のイベント をかしまつりが終わった。

この2日間で50人の方が来店。

僕は達成感に満ちていた。

自分へのご褒美は焼肉と決めていた。

毎日ランチと思ったら、かなりしんどいな。

「おい、どこの店も昼夜やってるぞ!甘えるな!」

確かにそうだ。

もっと自分に強くならないと。

でも、山菜も、きのこも行けなくなるし、

小淵沢や白州にも野菜買いに行けなくなる。

う~ん(腕を組む)

やっぱり年に一度がいいと思う。

 

【ひるんだろ!毎日やるの 昼ダンロ】

 

ちょっと強引な気がする。

 

結構、でかいよ~

春の魚と書いて鰆(さわら)と読む。

3k近くあったので食べ応えは充分ある。

サゴシ(40~50cm) ナギ(50~60cm) サワラ(60cm以上)と

呼び名が変わる。つまり出世魚。

普段、沖にいる鰆は春になると産卵のため沿岸に寄ってくる。

人の目に付きやすくなる。それで、

「春を告げる魚」

これが漢字の由来。

今の時期、脂が乗ってとっても美味。

「寒鰆」という。

 

【寒鰆 味わいながら 春を待つ】

 

春はすぐそこまで来ている。