ピッツェリア ダンロ OPEN

一夜限り、4名様(自分も含む)限定のレストラン。

場所は原村の宮川邸。

オーナーの宮川さんは、

原村と薪ストーブの魅力をとことん語る人。

つい、惹きこまれてしまう。

僕が憧れている暮らしがここにある。

さぁ、そろそろ始めましょうか。

今宵のPizza Partyと。

10年ぶりのピッツァ作り。

緊張で手が震えた。(そんな自信のない店、あかんやろ!)

火を知り尽くした宮川さんのおかげで、うまそうに焼き上がった。

そして、僕のブランクを見事にカバーしてくれた。

いただきま~す!

みんな一斉に頬張った。

うまい!

みんな一斉に声を上げた。

「どこの店よりも、ここのが一番うまい!」

そう言って、あっという間にぺろりと平らげた。

つまり、

薪ストーブあっての、宮川さんあっての、

ピッツェリア ダンロ!?

 

しばらく閉店します。(逃げたなー)

 

 

 

 

 

春の予感

先日、N夫婦と

[冬の諏訪、満喫しようツアー] に参加した。

ちなみに、主催はマダム明子。

まずは諏訪湖へ。

ややぽっちゃりしてる僕が乗っても割れなかった。

しかし、ここ数日、暖かい日が続いている。

多分、もの凄い勢いで、いろんなものが溶け始めていると思う。

僕らは寒い冬の諏訪をぎりぎり体験できた。

そう、春はもう、すぐそこまで来ている。

 

 

【 御神渡り 今年もできず お見送り 】

 

みんなも、今年こそはって思ってたでしょ?

 

 

命をいただく

僕は、猟師の上條さんから仔鹿と仔猪を手に入れた。

内臓を出して、小屋に吊るして1週間経ったところ。

ちょうど肉がおちつき、うまみがのってくる。

どちらも小さいので、肉質が柔らかく、特有の臭みも殆どない。

「子供を撃つなんて、かわいそう。」

そう思う人がいるかもしれない。

でも僕はこう思う。

品種改良を何度もされて、狭い身動きの取れない所に押し込まれ、

生まれた時から人間のために死んでいく一般的な豚や牛の方が

はるかに不自然で、残酷だと思う。

でも猟師たちは、自分たちが捕ってきた獲物に敬意を払い、感謝し、

酒で清め、手を合わせて祈る。

そして、余すとこなく食す。

この方が、自然だ。

太古の昔から人はそうしてきた。

いつの間にか人間は、とても身勝手で残酷な生き物になってしまった。

 

僕ができる事。

それは、野生の猪も、飼ってる豚も命は一緒。

その命の重みを感じながら包丁を握り、素材と向き合うということ。

そして、余すとこなく使い切るということ。

 

それが、殺生への敬意だと思う。