理想的な料理

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伊那のグリーンファーム。

ここは一足先に春がやってくる。

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ふきのとうやのびる、かんぞう、うこぎなど並んでいた。

春を待ちわびていた植物たちが一斉に顔を出す。

これから信州は山菜の宝庫となる。

山菜は、古くから日本人が食べてきて、

21世紀になった今も食べ続けているものだ。

これは理屈ではない。

単純に体が欲しているだけだ。

 

体が自然と欲する料理。

それは究極の料理だ。

理想かもしれないが、僕はそこを目指す。

 

 

春の兆し

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牡蠣をとっている坂越から今年一発目のあさりが届いた。

身がぎっしり、ぷっくりしている。

ここのあさりの不思議なことは砂をかんでいないことだ。

実際、現地(兵庫県 赤穂市)に行ってその謎が解けた。

砂に埋もれていたあさりを取り出し、網に入れ、2〜3日海の中で砂出しをしていた。

その念の入れようにあさりへの愛と食べ手への愛を感じた。

 

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牡蠣からあさりへ

ここに春の訪れを感じる。

 

一番近くにいる人に

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3月4日は僕らの結婚記念日。柄にもなく僕は明子に花を送った。

明子は喜んでくれた。

 

どうも男ってのは結婚記念日を忘れやすい。

手帳に書いておいても忘れたりする。

でも女性は違う。

しっかり覚えている。

何年経っても覚えている。

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そのお礼にと明子が夜ごはん(うちでは夜食)を作ってくれた。

僕の健康を気遣ってライトな和食。

ありがとう。おいしくいただきました。

 

世の男性諸君!

女性に花を送ろう!

きっといいことが起こるに違いない。

 

 

 

一番近くにいる人に気を配ることを忘れずに、、、

 

僕も含めてね。