解釈

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今年も残り1か月を切った。

今までとは全く違う12月になりそうだ。

まず忘年会がない。このご時世仕方ないとは思う。

コロナさえなければ、、、と言いたいところだが。

僕は逆にこう思うようにしている。

今まで忘年会という習慣がこの国にあったことを感謝しないといけない。

おそらく来年、再来年も忘年会という年末の会社での大勢の集まりはないと思う。

コロナが終息したとしても一度定着してしまった概念を覆すのは難しいからだ。

だから忘年会やクリスマスなどの行事に頼らない店のあり方を考えないといけない。

より個人とより家族とより親しい友人と行動している今の状況を理解しないといけない。

この先もそれがスタンダードになるだろうと想像しないといけない。

おそらくレストランという業態はそこにフォーカスして店を維持していかなければいけない。

今後、会社の集まりは極端に減っていくと推測する。

自分で稼いだお金で身銭を切ってレストランで食事をする。

自分のご褒美に美味しいもの食べにレストランに行く。

間違いなくレストランはそんな存在になっていく。

 

正直そう言うお客さんの方がやりがいがあるし真剣勝負の場が増える。

こっちも気が抜けないし、精神的にも料理的にも鍛えられる。

そんな事も踏まえて原村に来年移転するのはとてもいいタイミングではと思っている。

 

僕らは常に世の中を悲観せず自分たちの都合のいいように解釈して物事を決断している。

運がいいだけかもしれないが今までその勝手な解釈で不幸になったことはない。

だからみなさんも世論や世間が作り出す常識や空気に流されず、

自分の考えて考え抜いた価値観や解釈で物事を決断してほしい。

そこがブレなければおのずといい循環が身近なところから生まれる。

 

僕らはなんとなくそこに気づいてしまつた。

自分たちの都合のいい解釈で世の中の見方が変わることを。