僕らは、東御市の小山さんに会いに行った。
小山さんは自分たちで葡萄を作りその葡萄でワインまで作っている
ワイナリーの生産者である。
ここは南斜面のなだらかな丘陵地。日照時間も長い。昼夜の寒暖差もある。
水はけもよい。地中のミネラルも豊富だ。
小山さんは言っていた。
「この土地がいいワインを生み出す。僕はその手助けをしている。」と。
僕はふと、牡蠣の養殖をしている矢竹さんを思い出した。
二人の言っていることは全く一緒だった。
尽きることない小山さんの話は楽しく、分かりやすく、そして希望に満ちていた。
力強い土壌があれば、いいワインができる。
力強い食材があれば、うまい料理ができる。
だから僕は探しに行く。
もっと僕の料理がおいしくなるために、、、