先日、友人のNさんと一緒に小布施ワイナリーに行った。
Nさんは真澄の副杜氏で曽我さんとは大学の同期らしく、気心知れた仲。
酒の種類は違えど、二人とも醸造家としての道を全うに進んでいる。
お互い、いい刺激になっているのは見て分かる。
曽我さんは僕の質問に飽きる事無く付き合ってくれた。
丁寧に説明してくれた。
なんて根気の強い人なんだ!
そうだ!根気強くないとワインは造れないんだ。
ワインを造るのは簡単なことじゃない。
曽我さんの頭の中はワインの事でいっぱいなはずだ。
正解や教科書がない世界。
信じるのは自分の五感。
信じるのは自分の経験。
嫌な香りや付いてほしくない色はどの行程で生まれるのか?
どこに原因があるのか?
曽我さんは常に模索しながら、リスクを回避し、その原因の一つ一つを潰していく。
すべては自分の理想に近づけるために、、、
考えることをやめたら終わりだ。
僕も自分にそう言い聞かせている。