選択の連続

IMG 1621

静岡県富士宮の柿島養鱒場。

約一年ぶりの訪問。

ごうごうと溢れ出る富士の湧き水はいつ来ても圧倒される。

ここで育っている岩魚や虹鱒はとても元気がいい。

この土地だからできる養殖なんだと思う。

IMG 1627

岩魚と虹鱒を購入した後、レストランビオスに向かう。

今日の目的はここで食事をすること。

僕はここの野菜の使い方が好きで、とても刺激を受ける。

料理やデザートのプレゼンの仕方も面白くて、

自分たちのやりたい事を素直にシンプルに表現してるレストランだ。

そんなレストランに出会う確率は極めて低い。

その店の思い、意図、信念、哲学みたいなものが見えた時、僕はそこに共鳴する。

オーナーの松木さんともいろんな話をすることができた。

とても物腰が柔らかく、言葉を選びながら話す姿が印象的だった。

誰も傷つけない、不快にさせない話し方に松木さんの人柄が出ていた。

IMG 1625

今この時代にレストランは何を提供すればいいのだろうか?

何を人は求めているのだろうか?

そして僕自身何がしたいのか?

そんなことを考える。

 

迷いが生じた時、僕は人に逢うようにしている。

その人からいろんな生きるヒントをもらう。

そして、自分の中に新しい風を吹かせる。

そして、選択する。

 

「直感」と「人に逢う」

この二つで今までも、これからも僕は人生を選択していくだろう。

 

 

 

 

 

春を感じるとき

IMG 1610

暑さ寒さも彼岸までとはまさにそうだ。

諏訪も一気に暖かくなった。日中は20度を超えた。

そうなると待ち遠しいのは春の訪れ。

御墓参りの途中、見つけました。ふきのとう。

一足先に春を摘んで帰った。

IMG 1611

諏訪湖の氷もすかっり消えた。

 

今度は何で春を感じるだろう。

戦友

IMG 1603

2回目のざんざ亭。

囲炉裏の前で地の物を味わう。

贅沢な時間と愉しい会話が流れる。

IMG 1605

鹿のパテ3種。店主の攻めの姿勢が見える。

IMG 1606

前回よりも更にパワーアップしている。

とことん鹿と向き合っている。

試行錯誤しながら料理の完成度を上げているように思う。

IMG 1607

僕と同い年の主人、長谷部さん。

彼は相当な頑固者だ。

自分が納得するまで何度でもやるタイプ。

それが料理に出ている。

 

料理は「その人」が出る。

料理は嘘をつかない。

料理は正直である。