2度目の挑戦

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先日、諏訪湖マラソンに出場した。

秋晴れの穏やかなマラソン日和。

今日は何だかいける気がした。

前回に引き続きに2度目の参加。

2時間をどうしても切りたい。

それが目標だった。

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結果は2時間12分。

僕にとって2時間の壁は大きかった。

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来年こそはその壁を乗り越えたい。

3度目の正直に挑む。

 

いや〜それにしても疲れた。

でもまた走りたい。

それってやっぱり達成感だと思う。

 

来年一緒に走る人、このゆびと〜まれ!

 

 

ただひたむきに、、、

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諏訪から1時間。長谷村。

山あいの小さな集落にざんざ亭がある。

ここは山の民宿で地のものを出してくれる。

今の時期なら、きのこ、鹿、猪、岩魚、などなど。

僕と同い年の大将が腕を振るう。

常に食材と向き合いながら、独自の料理を生み出している。

それは料理を口にすれば分かる。

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岩魚をゆっくり遠火で焼きながら骨まで食べさせる。

つきっきりで状態を見極める。

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囲炉裏は何となく落ち着く。

日本人のDNAがそう感じさせるのか?

こんな空間には日本酒が合う。

高遠の地酒と共にゆっくりとした時間を過ごす。

あぁ、なんて贅沢な時間なんだ。

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ただひたむきに、まっすぐに、純粋に物事に打ち込んでいる姿がまぶしかった。

こういう場所にいると自然とそうなるのかも知れない。

 

ここに居た短い時間、僕らの邪心は確かに消えた。

途中経過

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これは何ですか?

これはカビです。

何のカビですか?

生ハムのカビです。

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2月に吊るした豚もも肉が8ヶ月の時を超え

生ハムらしくなってきた。

今日は暑い時期に付着したカビを落とします。

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カビは不思議な生き物。

腐敗と発酵のどちらにも作用する。

人が食べておいしいと感じるカビと腹をこわすカビがある。

それが人間にとって良いカビ、悪いカビという言い方になる。

その差は紙一重と言っていい。

 

そのカビをたわしできれいに洗いながし、タオルでしっかり水分を拭き取り乾燥させる。

もちろん乾燥といってもただ吊るしておくという意味。

これからの時期は湿度も気温も低くなる。

今風で言えばドライエイジングってとこかな。

乾燥によっての熟成である。

 

おいしいものは時間が作り出す。

それを教えてくれるのが生ハムである。