10年の軌跡 ①

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明日のパーティーでこの仔豚ちゃん焼きたいと思います。

そして次の日、、、

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10月4日(日)雲一つない秋晴れ。正午。

DANLO10周年記念パーティー開演。

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ぞくぞくと人が集まり、なんと総勢80名以上の人たちが

僕ら(DANLO)を祝福してくれた。

正直こんなに来てくれるとは思っていなかった。

こんな素晴らしい形で今日という日を迎えられたのは本当に幸せなことだ。

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10年という月日は人とのつながりをより強くしてくれた。

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僕らは毎日真剣に店をやってきた。

そしてDANLOは強い店になった。

小さくても強い店。これが一番いい店。理想の店だと思っている。

いや、小さくないと強い店は出来ないと思う。

僕は多少のことじゃびくともしない根っこがしっかりした店を手に入れた。

今日それを実感した。

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この人たちがいる限り

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この仲間たちがいる限り

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僕らは店を続けていくことができる。

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僕らがやってきたことは間違っていない。

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これからもこのままでいいと思う。

このスタイルでいいと思う。

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ぶれずに自分たちの生き方を貫いていこうと思う。

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僕は本当にこの職業でよかったなぁと思う。

いろんな人に出会えて、料理が美味しいって褒めてくれて。

さらにお金まで戴いちゃって(笑)

僕は一生、この仕事をしていくと思う。

そもそも料理つくることしかできないしね。

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ありのままを受け入れ自然を受け入れ無理なく歩いていこうと思う。

背伸びはしない。身の丈に合った自分たちの道を歩いていこうと思う。

かっこつけ過ぎず、ださくなり過ぎず。

堅苦しくなり過ぎず、ラフになり過ぎず。

高級店でもなく居酒屋でもなく。

それが僕らのしっくりくるラインなんだと思う。

肌に合ってるラインというか。

僕らはそのバランスを常に意識している。

店を続けていく上でそこが一番重要だと感じているから。

バランスのいい店はいい気が流れている。

そこがDANLOの強みだと自負している。

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そして最後に、、、

DANLOをこよなく愛してくれる人たち。

これは僕の財産。これはお金で買えない。

10年間こつこつと貯めてきた僕の財産。

 

 

今日、来てくれてありがとう。

これからも真心込めて料理をつくります。

 

 

 

非日常の時間

ここは富士見の林の中、鳥のさえずりが聞こえる。

澄んだ空気に包まれている。喧噪とは無縁の場所。

いつもここに来ると気持ちが安らぐ。

僕はこの時間が結構好きだ。

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今、陶芸の工房に来ています。

何を作っているかと申しますと、、、、

箸置きであります。

DANLOで使っている箸置きは実は僕らの作品なんです。

唯一の陶芸作品でもあります。

次DANLOに来たときはそこにも注目してほしいと思います。

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割れたり欠けたりして数が少なくなっていました。

そこで今回、50本作った次第であります。

この後、乾燥させてから窯にいれます。

いつ頃完成となるのでしょうか?

今から待ち遠しいです。

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何でも手作りはいいものです。

 

 

 

 

 

見えるかな?

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今、白樺湖周辺の山にはこごみが最盛期を迎えている。

ここのは軸がしっかりしていてしかも柔らかい。

そしてうまい。近くに流れる湧き水のおかげだろうか。

ここは癒しのヒーリングスポット。

いい時間が流れている。

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分かりづらいがこれは山うど

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わらびも出始めた。

こんな具合に標高1500m付近では今が山菜の旬。

前回、諏訪でこごみを見つけたのは4月の終わり。

里と山では1ヶ月のタイムラグがあるといこと。

それぞれの旬は短いけど、場所を移動すれば長く楽しめるというわけ。

それが信州の強みだと思う。

こんなに南北に長くこんなに標高差がある県は他にないはずだ。

僕はこの信州の地形にあやかりながら料理を楽しんでいる。

それが自分らしい生き方だしDANLOらしい料理だと思う。

10年目にしてようやく自分の形が見えてきた。

いろんな身近にある食材が無理なく、すっと料理に入っていく(馴染んでいく)感覚。

この感覚になれたのは僕の中ですごく大きい。

しかしこれが偶然ではなく必然でなければいけない。

 

継続的に必然な料理が作れる人になりたい。

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あっ!でっかいこごみ?