今、白樺湖周辺の山にはこごみが最盛期を迎えている。
ここのは軸がしっかりしていてしかも柔らかい。
そしてうまい。近くに流れる湧き水のおかげだろうか。
ここは癒しのヒーリングスポット。
いい時間が流れている。
分かりづらいがこれは山うど
わらびも出始めた。
こんな具合に標高1500m付近では今が山菜の旬。
前回、諏訪でこごみを見つけたのは4月の終わり。
里と山では1ヶ月のタイムラグがあるといこと。
それぞれの旬は短いけど、場所を移動すれば長く楽しめるというわけ。
それが信州の強みだと思う。
こんなに南北に長くこんなに標高差がある県は他にないはずだ。
僕はこの信州の地形にあやかりながら料理を楽しんでいる。
それが自分らしい生き方だしDANLOらしい料理だと思う。
10年目にしてようやく自分の形が見えてきた。
いろんな身近にある食材が無理なく、すっと料理に入っていく(馴染んでいく)感覚。
この感覚になれたのは僕の中ですごく大きい。
しかしこれが偶然ではなく必然でなければいけない。
継続的に必然な料理が作れる人になりたい。
あっ!でっかいこごみ?