毎年豚を見に小谷へ行く。
今年も元気に野山を駆け回る泥んこ豚。
こんな山奥でのんびりと過ごしている。
経済動物としては最高の生き方なはずだ。
僕はここに来るとなぜか落ち着く。
この風景が気に入っている。
生産者の松井さんはとても熱心な人だ。
今年は山でかき集めてきたクルミを与えている。
イベリコ豚がドングリならうちはクルミだ!
なんて言いながらクルミを投げていると
どんどん豚が集まってきてあっという間におしくらまんじゅう状態。
取り合い押し合いの争奪戦。
しかも驚くことにあの硬いクルミの殻をカリカリ音をたてながら、いとも簡単に食べている。
彼らは相当な強靭な歯、あごの持ち主である。
そりゃどんなとこでも掘り返すは、、、
松井さんの豚も水脈掘り当てて自分たちで水飲み場作っちゃった。
なんて言ってたな。
そんなたくましい小谷の放牧豚がとうとう解禁になった。
DANLOで豚を食べながらいろんな人の思いを感じてほしい。