春の使者

数少ない日本原産の野菜(山菜)

その年一番早く登場する山菜。

それが、ふきのとう。

フキの花のつぼみ。黄色の花が雄株、白色の方が雌株。

あっという間に20cm程茎が伸びて花を咲かせる。

その後、遅れて地下茎でつながってる葉がでてくる。

それが成長してフキになる。

信州だと自生のフキの旬は6月頃になる。

やわらかく、筋が少なく、食べ易い。

山菜すべてに言えるが、雪深い所の方がやわらかく、香りがよい。

春が短いからだと思う。

ふきのとうの苦み、山菜の苦みは、

冬に蓄えてしまった脂肪、老廃物を洗い流す。

昔から日本人は、春になると口にした。

春に山菜が食べたくなるのは自然なこと。

理屈じゃない。

 

地のもの、旬のもの、自生のもの。

それを自分の感覚として

「鈍ってはいけないもの」だと思っている。

 

料理人として、いや日本人として、、、

 

 

季節はずれ

四月にもかかわらず、こんなにきのこ採れた。

正直、僕も驚いている。

ベニテングダケ、ナメタケ、エリンギ、タマゴダケ、ガンタケ、

マクキヌガサダケ、マッシュルーム、マツタケ、計8種類。

保存状態もいい。土ひとつ付いていない。

どの辺で見つけたかって?

う~ん、あまり教えたくない。

結構、歩いて探したからなぁ。

ネットの中を、、、

 

あれっ!えっ?もしかして、にせもの!!

上を向いて、、、

瀬戸内から鮮度抜群のお魚入ったよ。

今回は、真鯛、スズキ、メジナ、黒鯛、赤舌ヒラメ。

どれも、身が張っていて、艶がある。

僕と相談して、料理の仕方は決めてもいい。

そんなに手の込んだことはできないけど、、、。

いや、素材がいいから手を込んではいけないよ。

やっぱり、シンプルがいいよ。

今日から4月がスタートする。

僕も新たな気持ちでスタートする。

下社に復興を誓い、祈りを捧げた。

 

みんなで声を出そう。

みんなで乗り越えよう。

みんなで日本を元気にしよう。

 

僕は、もう下を向かない。

僕がやることは、はっきりとした。

だから、僕は、もう下を向かない。