良い面悪い面

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街は静まり返っている。

人が歩いていない。

冬の冷たい風がひときわ寒く感じる。

この何とも言えない閉塞感。

また4月の頃に戻った感じ。

果たしていつまで続くのだろう。

 

でも悪いことばかりではない。

皮肉にも体は楽。頭もスッキリしている。

大人数にクオリティを落とさず料理を出すというプレッシャーもない。

僕にとっては心穏やかに料理を出せている。

心に余裕があるから丁寧にお客さんと接することができる。

 

そう思えば決して悪いことではない。

要はどう考えるか、どういう見方をするか。

コロナだって見方によって良い面と悪い面がある。

経済は停滞し移動が制限され人はストレスを抱える。

その反面、二酸化炭素排出が激減し地球がきれいになっている。

人にとっては悪。地球にとっては善。

見方を変えると同じ事でも180度違う。

 

例えばコップに水が半分入っているとする。

それを見てあなたはどう思う?

半分しか入っていないのかぁ、と思うか。

それとも

半分も入っているラッキー、と思うか。

 

見方を変えるとはそういうことである。

世界中の人々が後者の感覚を持っていたら世の中はたぶん平和になると思う。

 

 

 

 

 

解釈

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今年も残り1か月を切った。

今までとは全く違う12月になりそうだ。

まず忘年会がない。このご時世仕方ないとは思う。

コロナさえなければ、、、と言いたいところだが。

僕は逆にこう思うようにしている。

今まで忘年会という習慣がこの国にあったことを感謝しないといけない。

おそらく来年、再来年も忘年会という年末の会社での大勢の集まりはないと思う。

コロナが終息したとしても一度定着してしまった概念を覆すのは難しいからだ。

だから忘年会やクリスマスなどの行事に頼らない店のあり方を考えないといけない。

より個人とより家族とより親しい友人と行動している今の状況を理解しないといけない。

この先もそれがスタンダードになるだろうと想像しないといけない。

おそらくレストランという業態はそこにフォーカスして店を維持していかなければいけない。

今後、会社の集まりは極端に減っていくと推測する。

自分で稼いだお金で身銭を切ってレストランで食事をする。

自分のご褒美に美味しいもの食べにレストランに行く。

間違いなくレストランはそんな存在になっていく。

 

正直そう言うお客さんの方がやりがいがあるし真剣勝負の場が増える。

こっちも気が抜けないし、精神的にも料理的にも鍛えられる。

そんな事も踏まえて原村に来年移転するのはとてもいいタイミングではと思っている。

 

僕らは常に世の中を悲観せず自分たちの都合のいいように解釈して物事を決断している。

運がいいだけかもしれないが今までその勝手な解釈で不幸になったことはない。

だからみなさんも世論や世間が作り出す常識や空気に流されず、

自分の考えて考え抜いた価値観や解釈で物事を決断してほしい。

そこがブレなければおのずといい循環が身近なところから生まれる。

 

僕らはなんとなくそこに気づいてしまつた。

自分たちの都合のいい解釈で世の中の見方が変わることを。

 

 

 

 

 

 

表情のない世界

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子供ができる前は明子と2人で行くのが定番だったきのこ採り。

最近はもっぱら1人で行くことが多い。

群生したきのこを見つけた時の感動を共有できない寂しさはあるが、

1人で静まり返った山に自分の身を委ねるこの感覚も好き。

自然と寄り添うような、、、自分と向き合うような、、、

この時間が好き。

大勢の人たちとはしゃぐのも好きだけど、1人黙々と仕込みしている時間も好き。

これは自分の中のバランスなんだと思う。

どっちも程よくあるのがいい。

しかし今年は承知の通り、イベントや集まりが極端に少ない。

つまり人と会う機会が極端に減ったということ。

これは僕にとってとても具合が悪い。バランスが悪い。

みんなもそうだと思う。

 

結局、人は直接会わないとだめになる。

そして僕は会ってその人の表情が見たい。

目だけじゃ正直わからない。怒ってるの?笑ってるの?

不満なの?何を思ってるの?

だからマスクを外して話がしたい。

ちょっと前までマスクなんてしないのが日常だったのに、、、

あぁ、変な世の中になっちゃったな。

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相手の表情が見えないって怖い。