満たされた夜

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いつもお世話になっている精密の会社の接待。

お客さんは初めて日本に来たというアメリカ人のデイブ。

見るものすべて新鮮で興味津々。

日本人が作るイタリアンももちろん初めてだ。

彼は一皿食べ終わる度に僕の顔を見てうんうんと頷いた。

時折笑みを浮かべて美味しそうに食べている。

どうやらとても気に入ってくれたようだ。

彼は言った。

どれも素晴らしい!最後のデザートまで!

そう言ってもらえると僕はもちろん嬉しいが接待した社長も嬉しいはずだ。

あぁ、ここにして良かった。そう思ってくれる。

全部出し終えた時、シェフも一杯どうですか?とデイブに言われ、

えっ!いいんですか?と言いながらそそくさとビールを注いでいた。

会社の接待の席に僕も明子も誘われて一緒に飲むなんていうことはなかなか無い。

かなり稀なケースだ。

だからこそ嬉しかった。

このお店美味しかった。プラスここのシェフとマダム。

僕らの人柄まで気に入ってくれたということ。

 

この日は僕も含めてみんな気持ちのいい満たされた夜だったに違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

殻を破れ!

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あけましておめでとうございます。

今年は一年を通してぶれずにやっていこうと思います。

精神的に強くなろうと思います。

暇な日が続くとすぐすねたり諏訪のせいにしたり。

忙しい日が続くと余裕がなくなって雑になったり。

ピリピリして不機嫌な顔で作ったり。

忙しいのはありがたいことなのに笑顔ができない。

それをも楽しめる精神力が僕には備わっていない。

お客さんは見ていて気持ちいいはずはない。

料理に集中するのはいいけどお客さんの目を忘れてはいけない。

だからどんな時でも美味しそうに楽しそうに料理を作る。

それができたらカウンターに座ったお客さんはもっと楽しく過ごせるだろう。

苦しいときこそ笑顔。

簡単なことではないがやってみる。

 

うちはオープンキッチン。みんな見てるぞ!

 

 

 

 

 

 

つながってはいるが希薄

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昨日10月3日はDANLOの誕生日。

おかげさまで13歳となりました。

良い日が続くことも逆に悪い日が続くこともなく

自分たちのペースで働くことができています。

しかも夫婦でやっているので余計なストレスはない。

店の方向性はこのままでいいと思う。

もっといろんな人に知ってもらうためにSNSを駆使した宣伝のやり方はいくらでもある。

だけど、僕はやらない。

なんかピンとこない。

すごく無機質というか心が通ってないというか。

一見つながっているようで実はつながっていないような。

そんな感じがする。

頭が硬いステレオタイプの人間なのかもしれないが

どうも馴染めない。

店の予約をネットでするなんて考えられない。

その人の声も聞かないで、どんな集まりかも、年配の人かも

若い人かもわからないなんて予約の意味がない。

それが当たり前になりつつある世の中に違和感を覚える。

せっかく食事しているのにお互いスマホいじっていて会話なし。

メニューを見てわからないイタリア語が書いてあるとその場でネット検索を始める。

目の前に僕と明子がいるのに?

 

僕は時代や物に流されない人でいたい。

DANLOも同じだ。流行り廃りのない普遍的な店でありたい。

自分の世界を狭めているかもしれないが、

所詮人は限られた人とだけつながっている。

世界中の人とつながることができる世の中だけど、

そんなにそこ頑張る必要はない。

もっと身近な人との時間を大切にした方がいい。

もっと目の前の今(瞬間)を楽しんだ方がいい。

 

僕は人と人との関係が希薄になっているなぁと感じる。

だからこそDANLOは心の通うお店でありたい。

いままでもこれからも、、、

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