サッカー小僧

今宵のDANLOは大いに賑っていた。

この団体のお客さんの中に奥寺康彦さんがいた。

僕ら世代でサッカーをやっていた人であれば、みんな知ってる有名人。

僕はがっちり握手を交わしサインを貰った。

僕は10歳の時、サッカーを始めた。(28年前)

その頃、ドイツ・ブンデスリーガで9年間、日本人初のプロサッカー選手として

活躍していたのが奥寺さんだ。

Jリーグが存在しなかった30年前にヨーロッパに挑んだ侍。

今では当たり前になった海外移籍のパイオニアだ。

サッカー小僧だった私にとって憧れの人だった。

そんな縁を作ってくれたのも御湖鶴の近藤さんのおかげ。(中央は奥大介選手)

心より感謝します。

試合後のユニフォーム交換?で、ちゃかり横浜FCのスタッフユニフォーム貰っちゃった。

明日、子供たちのサッカー教室とトークショーを岡谷で催すという。

 

「サッカーの町 諏訪」

そんな日を夢みている。

サッカー好きの一人として、、、、

 

 

あの時の、、、自分

大町サッカー場に着いた。

綺麗に手入れされた芝は選手のモチベーションを上げる。

僕は足が動かなくなるまで走ろうと決めた。

キックオフの笛が鳴った。

な、なんだ! この感じは、、、 金縛りのような、、、

鉛のように重い体がいうことを聞かない。

足はもつれ、一人で転ぶ。

観客の笑い声が聞こえる。

15分も経った頃、交替を余儀なくされた。

「悔しい」と「当然だな」と思う気持ちが同時に沸いた。

 

チームを引っ張るどころか皆の足を引っ張っていた。

あぁ、20年前にもどりたい。

こんなんじゃないんだ、僕の実力は。

いや、これが現実なんだ。

まぎれもない事実なんだ。

 

あの時の僕はもうここにはいないんだ。

 

 

初体験

フットサル。

それは、未知の世界。

実は、今日が初体験。

ろくに、アップもせず、ぶっつけ本番。

冷え切った体は言うことを聞かない。

想像より苦しい。

3分も走れば酸素が欲しい。

これは拷問に近い。

フットサルの怖さを思い知らされた。

 

 【 フットサル 体動かず そっと去る 】

 

実に悲しい川柳である。