女性の感性

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明子が「花が見たい」ということで入笠山へ行ってきました。

この時期の山は色とりどりの花で僕らを楽しませてくれる。

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明子の大本命、ホテイアツモリ草

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この他にもたくさんの花たちが咲き誇っていた。

明子は「うわーすごいきれい、かわいいこの花!」

と感慨深い。しかし僕は、、、

確かに「綺麗だなぁ」とは思う。

思うけどそれ以上の気持ちがない。

何でだろう。それは、

花が食べられないものだからなのか?

ただ単に愛でる気持ちが足りないのか?

どうなんでしょう。

たぶん男と女の差だと思う。

男は現実的だから花にあまり興味がないんだと思う。

生きるために必要なものなら心が踊ったり血が騒いだりするはず。

これが狩りをしてきた古代からの男のDNAだと思う。

 

DANLOに生けてある花は明子がいつも手入れをして飾っている。

確かに生きた花が店にないと殺風景な空間になる。

なんだか寂しい、よどんだ空間になる。

僕の感覚だけではいい店は作れない。

DANLOに明子の感性は欠かせないものとなっている。

 

 

 

 

 

 

 

僕らの季節

最近のDANLOのドルチェ

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ココナッツのパンナコッタ マンゴーソース

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紅茶のクレームブリュレ

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ババ

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バナナのカタラーナ

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フレッシュチーズムース 甘夏のソース

こんな感じです。

7月になると桃や杏プラム、ブルーベリーなどが一気に出てきます。

信州のフルーツは本当に美味い。

それともう一つ。

7月と言えば、、、きのこ。

待ちに待った僕らの季節がやってきました。

いい感じに雨も降っています。

 

お願い!神様。今年もたくさん採れますように、、、

 

 

完走と感想

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晴れ渡る絶好のマラソン日和。

とうとうこの日が来てしまった。

ろくにトレーニングもせず本番が来てしまったのだ。

しかもただのマラソンではない。

トレイルランという山を走るとてつもなく過酷なマラソンだ。

と言っても経験がないためどのくらい過酷かは全く想像がつかない。

完走すらできるのだろうか?それもわからない。

つまり未知への挑戦なのだ。

スタートラインに立った今、僕は期待よりも不安の方がでかくなっていた。

午前7時半。八ヶ岳に大きな歓声が鳴り響いた。

さぁ、これから長い長い23kmの戦いが始まった。

間違いなく戦う相手は自分自身だった。

走り始めて5km位で足が上がらなくなった。

上りは歩くのが精一杯で走るなんてとんでもなかった。

あぁ、なぜ僕は今ここにいるんだろう。

なんで自ら好んでこんな辛い思いをしているのだろう。

八ヶ岳の雄大な景色を楽しむ余裕なんてあるわけがない。

声援に笑顔で答えることのできない自分。

途方もなく遠くに感じるゴール。

長かった。とにかく長かった。

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最後の力をふりしぼりなんとかゴールすることはできた。

タイムは3時間27分。早いか遅いかはわからない。

そんなことはどうでもいい。

完走しただけで充分だ。

達成感というよりは疲労感が先にきた。

ある意味トレイルランを知らなかったからできたかもしれない。

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知ってしまった今思う事。それは

次はないな。という事。

そしてこの大会を通じて得た教訓。

それは・・・

山は走ってはいけない。山は歩く所。

その一言に尽きる。