諏訪を守る

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霧ヶ峰にメガソーラー建設の話がでている。

しかも東京ドーム40個分のばかでかい太陽光発電だ。

とんでもない話だ。この計画をなんとか阻止しなければ、、、

明らかに、自然を壊し、生態系を壊し、水脈が壊れる。

壊れた自然は二度と元には戻らない。

小学生でもわかることだ。

 

DANLOの料理が美味しいのは僕の腕がいいからじゃない。

諏訪の水がいいからだ。

僕は諏訪に来て間もない頃、諏訪の水道水のおいしさに驚いた。

この水があれば美味しい料理が出せると思った。

何年か経って東京の有名なラーメン屋に行って、たいして美味しくなかったという記憶がある。

なぜだ。東京にいた頃、好きでよく行ってたラーメン屋だったのに、、、

前と何が変わった。何が違う。僕は考えた。

そうか、そういうことか。なるほど。

水だ。水の違いだ。

東京のフレンチやイタリアンに行っても最近感動が薄いのはそのせいかもしれない。

いつの間にか僕はこっち(諏訪)の美味しい水に慣れてしまったのだ。

 

美味しい料理は美味しい水からしか生まれない。

だから長野県の酒、野菜、果物、蕎麦は美味しい。

 

だからとんでもない話なんだ。

霧ヶ峰にメガソーラーを造るなんて。

みんなが声を上げれば状況は変わる。

阻止できる。

 

失ってからではあまりにも遅すぎる。

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飽食の今だからこそ

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飯田産の稚鮎

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岡谷で採ってきたふきのとう

この二つが揃ったということは、、、

はいっお決まりのフリットですね。

こごみやのびる、筍も入ります。

飽食の今時代にまだ山菜を食べる習慣、文化が残っていることが不思議。

でも嬉しい。

山菜きのこ、木の実、野草など身近にある自然なものを食べること。

わざわざ栽培しなくても自然に生えているもの。

昔から日本人が知恵をしぼって食べてきたもの。

 

平成から令和になっても山菜を食べるという習慣は無くなってほしくない。

 

 

満たされた夜

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いつもお世話になっている精密の会社の接待。

お客さんは初めて日本に来たというアメリカ人のデイブ。

見るものすべて新鮮で興味津々。

日本人が作るイタリアンももちろん初めてだ。

彼は一皿食べ終わる度に僕の顔を見てうんうんと頷いた。

時折笑みを浮かべて美味しそうに食べている。

どうやらとても気に入ってくれたようだ。

彼は言った。

どれも素晴らしい!最後のデザートまで!

そう言ってもらえると僕はもちろん嬉しいが接待した社長も嬉しいはずだ。

あぁ、ここにして良かった。そう思ってくれる。

全部出し終えた時、シェフも一杯どうですか?とデイブに言われ、

えっ!いいんですか?と言いながらそそくさとビールを注いでいた。

会社の接待の席に僕も明子も誘われて一緒に飲むなんていうことはなかなか無い。

かなり稀なケースだ。

だからこそ嬉しかった。

このお店美味しかった。プラスここのシェフとマダム。

僕らの人柄まで気に入ってくれたということ。

 

この日は僕も含めてみんな気持ちのいい満たされた夜だったに違いない。