所信表明

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このたび休業中ですがシェフ会に行ってきました。

佐久のピッツェリア、ジンガラさんに7人集まりました。

地方ならではの悩みを抱えながらこの地でやり続けていくこと。

自分らしく生きていくこと。これから地域にどう根ざしていくかなど。

冗談を交えながら長々と話した。

僕はみんなの話を聞きながら、いろんな考えがあるなぁと思った。

こういう会に参加することは自分の店を見直してみるいい機会なんだ。

今はDANLOがより良くなるための充電期間なんだ。

じっくり考えられるいい機会なんだ。

 

もっとキレのある角の決まった料理を出すには?

もっと居心地のいい空間にするには?

もっと自分らしいどこにもない店になるには?

やること、やれることはたくさんあるはず。

3月にはまっさらな気持ちで仕事に臨みたい。

 

おそらくDANLO自体は変わってないように見えると思いますが、

今、僕らの心中は初心のような清々しい気持ちです。

 

という訳で、来月の3月6日(火)に再スタートします。

よろしくお願いします。

みなさん、もう少しお待ちください。

 

 

 

 

 

眠れない冬眠

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2018年、明けましておめでとうございます。

今年もDANLOをよろしくお願いします。

と言いながら1月2月はお休みします。

2ヶ月の冬眠を経て、3月に再開する予定です。

しばらくお待ちください。

今しかできないことを一日一日やっていこうと思います。

気負わず、無理せず、自分の感覚を信じて。

 

 

 

共に生きる

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先日、軽井沢で食のイベントがありました。

今回は生ハム職人の藤原さんのお誘いで参加しました。

イタリアンは僕だけで他はスペインバル、フレンチ、カフェ、コーヒー、パティスリー、カレー屋さんも出店してました。

DANLOとしては天然きのこのスープ、チョウザメのソテー、フレッシュチーズのムースと3品作りました。

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なかなかの盛況で来場者は150人を超えたようです。

佐久のチーズ、藤原さんの生ハム、長和町のチョウザメと地物の食材を使って、

しかもその生産者の方と一緒に商品を売るというのはなかなか無いことなので

とても興味深い試みでもありました。

自分で作ったものを自分だけで売るのではなく、それぞれの作り手の作品を最終的に僕が料理として一つに完成させる。

これから世の中どんどんそういう形になっていくのだろう。

1人で作って1人で完結するのは限界がある。でもみんなと手を組んで作れば広がる。

人の繋がりもできるし、料理の幅も広がる。

いろんな人の知恵を借りながら自分のひきだしを増やしていく。

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自分が持っている技術やノウハウを他の企業に包み隠さず教える。

その結果、その業界が盛り上がればそれが自分の利益になる。

今世の中はそうなっている。

レストランも同じ。

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1人で生き抜くにはしんどい時代だ。

みんなと手を取り合って生きて行く。