先日、軽井沢で食のイベントがありました。
今回は生ハム職人の藤原さんのお誘いで参加しました。
イタリアンは僕だけで他はスペインバル、フレンチ、カフェ、コーヒー、パティスリー、カレー屋さんも出店してました。
DANLOとしては天然きのこのスープ、チョウザメのソテー、フレッシュチーズのムースと3品作りました。
なかなかの盛況で来場者は150人を超えたようです。
佐久のチーズ、藤原さんの生ハム、長和町のチョウザメと地物の食材を使って、
しかもその生産者の方と一緒に商品を売るというのはなかなか無いことなので
とても興味深い試みでもありました。
自分で作ったものを自分だけで売るのではなく、それぞれの作り手の作品を最終的に僕が料理として一つに完成させる。
これから世の中どんどんそういう形になっていくのだろう。
1人で作って1人で完結するのは限界がある。でもみんなと手を組んで作れば広がる。
人の繋がりもできるし、料理の幅も広がる。
いろんな人の知恵を借りながら自分のひきだしを増やしていく。
自分が持っている技術やノウハウを他の企業に包み隠さず教える。
その結果、その業界が盛り上がればそれが自分の利益になる。
今世の中はそうなっている。
レストランも同じ。
1人で生き抜くにはしんどい時代だ。
みんなと手を取り合って生きて行く。