今日は、友人のT夫婦を家に呼んでホームパーティー。
マダム明子が腕をふるう。
なんだか最近、明子は人を家に招き好いている。
もともと明子は料理が好きだった。
辻調理師も卒業している。
しかし、店を始めて明子は料理をしなくなった。
それは、僕が店で賄いを作るからだ。
でも今、明子の何かが目を覚ました。
眠っていた、「料理したい!」という気持ちが溢れ出たのだ。
それは、とてもすばらしいことだ。
しかし、ブームみたいな一過性なもので終わってしまうのでは?
そんな不安が僕の心をよぎった。
明子が飽き子にならないことを祈るばかり。