今、NZは春。
桜やミモザ、他にもたくさんの花が咲いていた。
四季があるのは日本人には嬉しい。
湿度もなく暑い真夏でも30℃を超える日はそうそうない。
真冬でもマイナスになることは殆どないという。
過ごし易い国だ。
ただし、紫外線には気をつくなくてはいけない。
日本の約8倍の量というから。
そして、この国はとにかく畜産が盛ん。
まずは、生産量No1の羊。30種類はいるらしい。
お次は牛。ミルク用も肉用もたくさんいた。
わかりづらいが豚の放牧。後にも先にもここの一カ所だけだった。
変わったところでは鹿の放牧。ベニソンパイと言って
鹿のミートパイはこっちではポプュラーな食べ物。
ベーカリーショップやカフェで売られている。
このように国が丸ごと動物園!って感じで、
相当、世界に輸出しているのがうなずける。
もちろん畜産だけではなく、野菜、果物、ワイン、乳製品などなど。
当分食べ物には困らない国だなと強く感じた。
これからの時代、農業が強い国が生き残ると僕は思う。
日本は早急にシフトチェンジしないと大変な事になる。
今はいいかもしれない。けどきっと近い将来、輸入に頼れない日は来るはずだ。
でもそうなってからでは手遅れだ。
僕はいつも他の国を見て日本のいい所、悪い所を見つける。
今回の旅は日本の農業の弱さを痛感した。
つづく