僕は小淵沢へ向かった。
ニジマスを養殖している方がいると聞いたからだ。
湧水が流れていて川魚の養殖には最高の場所だ。
これは期待できる。
餌も赤ワインを作った後に出る葡萄の搾りかすを粉末にして基本飼料に混ぜて与えるいる。
その結果、ニジマスの健康状態が良くなったという。
3年の月日を経てようやく出荷できるめどがたったようだ。
とても色つやがいい。
ポリフェノールの効果である。
あっさりしていて脂がしつこくない。
無理に大きく育てていないので野趣を感じる。
ハイブリットな養殖の魚は味がうそくさい。
ここのニジマスは自然に近い飼い方なので味が素直だ。
僕はこの味が好きだ。
こんな近くにこんないい食材があったんだぁ。
知らなかったなぁ。
これからマスマス使っていきたいと思う。