イタリアは白トリュフで有名なアルバの町から
僕らの友人、マルコとタカヨが諏訪にやってきた。
何年ぶりの再会だろう。
マルコは初来日。見るものすべてが新鮮だったにちがいない。
僕は、初めてローマに降りた時、鳥肌が立った。
そして、すべてに圧倒された。
僕は、マルコを酒蔵に誘った。
今ちょうど、どこの蔵も仕込みの真最中。
そんな忙しい中、御湖鶴さんは快くOKしてくれた。
僕らも実際やってるところを見て、体験しないと
わからないことだらけだったので、とてもためになった。
マルコも興味津々。熱心に話を聞いていた。
とにかくマルコは稀に見る真面目なイタリア人である。
よっぽど、御湖鶴の社長の方がイタリア人的である。
次の日、マルコとタカヨは京都へ向かった。
今度は二人に、いつ逢えるだろう。
そうだ、僕らがアルバに行こう。
町中がトリュフの香りで包まれる頃に、、、