桜と城

高島城の桜が見頃を迎える。

この城は通称、諏訪の浮城(水城)と言われ、当時は諏訪湖に突き出ていた。

織田信長、豊臣秀吉の下に仕えていた日根野高吉という武将が築城。

7年という異例の短さで完成させた。

この工事に携わった村人たちの労役は計り知れない。

1598年に高島城が完成。諏訪藩初代藩主となる。

その後、諏訪頼水が2万7千石で入封。

明治維新まで、大きな反乱もなく諏訪の治安を守っていった。

奈良時代の貴族の行事が起源といわれる花見。

徳川吉宗の時代には庶民に広まっていったという。

何百年も毎年春に桜が咲くと花見をしてきた日本人。

桜は日本の文化そのものである。

自粛する必要ないと思う。

桜だって僕だってみんな再起を誓っている。

その気持ちに変わりはないのだから、、、