伝統あるもの

先日、京都の先斗町で年2回、春と秋に行われる

水明会の歌舞伎舞踊を観に行った。

もちろん人生初。

大人の社会見学といったところだ。

 

とても不思議な感覚だった。

雅な世界ではあったが、どこか心が離れていた。 たぶん、

それは、目の前で起こっていることが、あまりにも

僕の生活とかけ離れていて、頭の中で結びつかなかったからだ。

 

日本の伝統文化は、ある限られた人達の世界で

なんとか消えずに残っている。

首の皮一枚でつながっている。

そう感じた。

 

僕たち日本人は、もう少し、日本を知らないといけない。

日本の伝統あるものに、もう少し興味をもったほうがいい。

 

そう思う。自分も含めて、、、

京都の伝統あるもの         

 

 

イタリア旅行記 その3

ここは、日本でいう合羽橋のような問屋街だ。

ありとあらゆるレストランに関わるものが置いてある。

料理人にとっては、ディズニーランド級のテーマパークだ。

ここは、一般の人は入れない。が、僕らはダビデのおかげで、

でかい顔して、すんなり見学できた。

この次は、いろいろお世話になった今回の旅のコーディネーター、

ダビデとその家族を紹介します。

イタリア旅行記 その2

今日は、カンパーニャ州のトマト工場を見学。

毎年7月~9月までの3ヶ月間で一年分のトマトホール缶を一気に仕込む。

それ以外の期間は、基本的に工場はお休み。だから、メンテナンスや維持が

大変で、やむなく閉鎖する工場が後を絶たないという。

今年の完成品。各メーカー(10社以上)の商品を一手に引き受ける。

人の目の手が一番正確。30人程のおばちゃんが、ひたすら分別してた。

あまりよくないトマトは、ジュースになる。

工場の中はとてもうるさい。そのため皆、耳栓している。

 

約40分でホール缶の完成。

ただいまプーリアから到着したばかりのトラック。

この地面の枠の中に停車して積んでいるトマトの重さを測量する。

とにかく鮮度が命。すぐ加工しないと味が落ちると言っていた。

朝、農家の人達が摘んだトマトがその日の午前中には、製品になる。

そこは、徹底してるらしい。南イタリアの人のトマトに対する愛着と執念の

ようなものを感じた。

これから日本に輸出するため、細かい部分を話し合っていた。

ちゃっかり、僕も会議に参加。(よく分かってないのに、うなずいたりしてた。)

今からでも遅くはない。イタリア語やるぞ!!