初体験

諏訪と言えば諏訪湖。

諏訪湖と言えばわかさぎ。

ということで人生初、わかさぎ釣りしてみました。

諏訪湖に浮かぶ謎のビニールハウス。

これが舟の正体。ドーム船という。中はあったかい。

皆さん知っての通り、わかさぎは小さい。だからあたりが分かりづらい。

釣糸を引き上げると「あっ、付いてた。」そんな感じ。

「大物が釣れた!」といっても10cmがいいところ。

確かに地味ではあった。

迫力だの緊張感だのそんなものは微塵もなかったが、

陽だまりの中でとても穏やかな気持ちで釣りを愉しむことはできた。

縁側で日向ぼっこしてるおばあちゃんのように、、、

 

こんな安らいだ釣りは初めてだった。

 

 

真冬に氷の上で穴釣りをしている人。

僕にはできない。

 

 

 

技術の進歩

瀬戸内から届いた魚たち。

海のない長野県だが、今は新鮮な魚が手に入る。

昔は富山や新潟からブリを塩漬けにして何日もかけて運んだという。

その名残りか諏訪では今でも正月にブリを食べる習慣がある。

この山国で鮮度の良い魚を頂けるのは、ほんと最近になってからだ。

改めて配送技術に感謝したい。

そしてその新鮮な魚たちを生かすも殺すも料理人次第。

素材と向き合う日々が続く。

 

 

自然と向き合う

僕は洋梨を買うときここに来る。

塩尻にある塩原農園。

今頃は5~6種類の追熟した洋梨が売っていて、食べ頃のもの、

やや硬いものなど用途に応じて好みを言えば出してくれる。

もちろん果樹園なのでりんご、梨、葡萄、プルーンなどいろいろ揃っている。

今年は台風15号のせいで飯田、伊那地方の洋梨が市場に出回ってない。

この塩原農園は最小限に留めた。と言っていた。

台風や雹への対策は年々強化していると言う。

 

自然が相手だ。本当に難しい。頭が下がる。