ドンピシャ!

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この瞬間がたまりません。

これだけの数、状態でお目にかかれるのはなかなか無いことなんです。

何度も山に行っててもその年に一回あるか無いか。

この光景を見たら背筋がゾクゾクする。

そして、ありがとうってきのこに向かって言いたくなります。

この瞬間に出会えたことにありがとうって思う。

だから僕らはやめられない。

疲れていようが腰が痛かろうが出ると思えば行く。

きのこは待ってくれない。

今しかない。今行くんだ。

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これからはタマゴ茸を求めて山へ行く。

山の中でひときわ目立つ鮮やかな赤いきのこ。

きっとある。きっと出ているはず。

 

またあの瞬間に出会いたい。

またあのゾクゾクを味わいたい。

よし!決まった。

明日、朝一番に迎えに行くから。

 

 

 

熱い夏の予感

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みなさん!お待たせしました。

今年第一号の夏きのこです。

一週間前には何ひとつ無かったきのこたち。

やっぱり毎年7月9日10日頃に姿を表します。

サッカー日本代表の戦いは終わってしまったけど

僕らの戦いは始まったばかりだ。

去年、全くきのこに行けなかったマダム明子。

今年への意気込みは並々ならぬものを感じる。

溜まりに溜まったきのこ行けなかったストレスを

今年は思う存分発散すると宣言した。

 

さぁ、試合開始のホイッスルはもう鳴っている。

待ったなし。

絶対に負けられない。

そして、悔いのない試合をしたい。

 

 

小さいからこそ強い

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一見、個人店に見えるレストランも実は企業だったり、

オーナーが別にいて5、6店舗飲食店を経営していてシェフは雇われだったりする。

店を始めて13年、僕は今まで従業員を雇ったこともないし、店を増やそうとも法人にしようとも思わなかった。

僕にはその欲がない。そこに興味がないのだ。

目の前にいるお客さんの食べてる姿を見ているのが好きで、幸せそうな顔をしてると「よっしゃー!」って思う。

売り上げもあまり気にしない。それより客数の方が気になる。

毎日10〜15人来てくれたら最高なんだけど、そううまくはいかないよね。

飲食店は水物だから。

でもこうやって続けてこれたのは常連さんが少しずつ増えてきたからだと思う。

夫婦2人きりでやってきたからこそ常連のお客さんは増えたんだと思う。

そうやって店は濃くなるし強くなると思う。

お客さんが店を育て店がお客さんを育てる。

そういう関係になれたら店は生き残れると思う。

地方でも多少つっぱった商売ができると思う。

かっこつけすぎはダメだけど自分の出したい料理は出せる。

 

僕は個人店の店の強みはそこにあると思っている。

DANLOが好きなお客さんは僕ら夫婦が好きで来てくれる。

僕はそう思う。

その同じ波長の人と会えるのが個人店の醍醐味であり、独立して自分の店を持った

最大の理由である。

人は結局、人がいないと面白くないのだ。

だから小さい店は強い。