表情のない世界

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子供ができる前は明子と2人で行くのが定番だったきのこ採り。

最近はもっぱら1人で行くことが多い。

群生したきのこを見つけた時の感動を共有できない寂しさはあるが、

1人で静まり返った山に自分の身を委ねるこの感覚も好き。

自然と寄り添うような、、、自分と向き合うような、、、

この時間が好き。

大勢の人たちとはしゃぐのも好きだけど、1人黙々と仕込みしている時間も好き。

これは自分の中のバランスなんだと思う。

どっちも程よくあるのがいい。

しかし今年は承知の通り、イベントや集まりが極端に少ない。

つまり人と会う機会が極端に減ったということ。

これは僕にとってとても具合が悪い。バランスが悪い。

みんなもそうだと思う。

 

結局、人は直接会わないとだめになる。

そして僕は会ってその人の表情が見たい。

目だけじゃ正直わからない。怒ってるの?笑ってるの?

不満なの?何を思ってるの?

だからマスクを外して話がしたい。

ちょっと前までマスクなんてしないのが日常だったのに、、、

あぁ、変な世の中になっちゃったな。

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相手の表情が見えないって怖い。

 

 

 

 

 

 

決意表明

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今日でDANLOは満15歳となりました。

これもDANLOに通ってくださったみなさんのおかげです。

本当にありがとうございます。

明日も普段どおり16年目が始まります。

これからも引き続きDANLOをよろしくお願いします。

 

今年は今までとは明らかに違う年となりました。

自分たちの努力ではどうにもならない。

自分たちが信じてきた道(職業)が無くても世の中は回っている。

所詮、外食とは嗜好品であると痛感した年でもありました。

と同時に自分たちを見つめ直す良い機会でもありました。

これからどう生き抜いていくか、夫婦でよくよく話を重ねてきました。

 

でも実はコロナ禍になる前(2〜3年前)から自分たちのスタイルはこれでいいのか?

とは考えてはいました。

これからの15年を見据えた時に自分たちの体力(瞬発力も含む)子供のこと、夜だけの営業、

今のDANLOの場所、料理のポーション、お酒の出し方等々。

自分たちが理想とする、もしくは心地よく感じるDANLOのスタイルとは何か。

夫婦で考えて考えて出した結論が原村への移転でした。

ここなら今の所よりイタリア料理のレストランとして輝くことができるのではないか?

と思いました。

僕の理想もしくはワクワクする場所はレストランという空間なんです。

16年前諏訪でお店をやると決めたときも実は蓼科辺りの物件を探していました。

ですからこの決断は僕の中では意外でも何でもなくごく自然に導かれた感覚なんです。

 

というわけでDANLOは来年の3月末まで今の場所で営業します。

NEW・DANLOのオープンは4月末を予定しています。(あくまで予定)

来年は心新たに生まれ変わった気持ちで料理に向き合える気がします。

と同時にここでの残り半年間ももちろん丁寧に料理を仕上げていきます。

 

店のスタイルや環境はガラッと変わりますが僕たちが大事にしている

根っこの部分は何も変わりません。

 

これから新しい出逢いがたくさん待っていると思います

僕らと波長が合う人がもっともっと増えたらいいなぁと思っています。

 

そんなわけで16年目もDANLOをよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

始まりのゴング

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ようやくオオツガタケが姿を現した。例年より10日遅い感じです(僕の中では)

普通なら9月が一番採れるのに、、、

どうしたもんでしょう。

正直、行くタイミングがわからず戸惑っています。

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今日、自由農園に行ったらジコボウやオオツガタケを持ち込んでいたおっちゃんがいたので

今週は秋のきのこが一斉に出だすような気がしてます。

松茸も出るなら今週中な気がします。

地元のおっちゃんたちもうずうずしていて今日から入っている様子。

秋は競争率がぐっとあがる。

山は広いが出るとこは限られる。

つまり、、、

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今まさにきのこの争奪戦が始まろうとしている。

絶対に負けられない戦いがここにある。

 

このままでは終れない。