DANLO NEWS

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沖縄の豚は7月16日からDANLOに登場します。(ただいま熟成中)

もう少々お待ちください。

あともうひとつ、

7月7日、8日と青森県に行ってきます。

魚の目利き、塩谷さんに市場や漁港を案内してもらいます。

というわけで来週は青森の魚介祭り。

海が違えば魚も違う。

いろんな情報を仕入れてきます。

 

豚、魚、野菜。

DANLOはパワーアップしている。

 

 

沖縄研修 最終回

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最終日は漁港へ行って魚を仕入れる。

沖縄にもうまい魚はある。

特にミーバイ(赤ハタ)はいい。アクアパッツァは最高だ。

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本州にはいない珍しい魚介たちが並ぶ。名前も独特で覚えるのが大変。

魚を選んで送った後、僕らは沖縄県食肉センターへ向かう。

そこは言わばJAの子会社。

豚の生産から屠畜、加工、販売まで一貫している組織である。

これは全国でも珍しい。

ここが沖縄の人たちの胃袋を支えてると言っていい。

ここの面白いのは山羊の処理施設があることだ。

毎日、平均7〜8頭は屠畜するという。

これも沖縄ならではの文化だ。

豚に関して言えば一日平均1000頭の屠畜。

2年前に豚処理施設は新しく建て直し、最新施設が導入された。

より効率的、衛生的、合理的に一新したようだ。

その一部を見せてもらった。

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豚がそのまま吊るされて巨大なバーナーで焼かれているところだ。

この一連の行程は全国にある屠場でも沖縄だけだ。

それはなぜか?

それは沖縄だけが皮つきの豚肉が手に入るということ。

つまりバーナーで毛だけを焼いていて、皮から内側は生の状態。

表面だけをうまく焼くことによって皮を残すことができる。

この火の調整に半年かかったという。

このように皮付きの豚肉が手に入るのは、600年も前から豚を食べている歴史がここ沖縄にあるからこそ。

今では貴重な行程だ。

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今回担当してくれた具志堅さんと知念さん。

とてもお世話になりました。

2時間たっぷりお話を聞けて大変勉強になりました。

やっぱりこういう大きな組織の役割は不可欠だということがわかった。

発信力、影響力、情報力、組織力。

個人ではできないこともここならできる。

個人を救うことができる。

畜産全体を見ることができる。

生き物を扱う生産者の受け皿になることもできる。

 

ぼくは今回全く立場が違う3人の豚の生産者のお話を聞くことができた。

それぞれ考え方や理想、方向性は違う。

それは当たり前なことだ。こんだけ規模や立場が違うんだから。

でも分かったのはどれも必要だということだ。

アグーの血統を守る山本さん。

おいしい豚にするために日々研究する我那覇さん。

食肉の安定供給、流通を常に考えている食肉センターの職員さん。

どれも欠けてはならない。

ひとつでも欠けたら成立しない。

規模の大小ではない。

個人と組織の差でもない。

どんなに小さくても必要。

どんなに大きくても必要。

どれも畜産に変わりない。

 

みんなつながっている。

すべてつながっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄研修 その3

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豚もいいけど沖縄といえばオリオンビール。

工場見学してきました。

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夏と言えばビール。今の時期はフル回転。

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こんな感じで、、、記念撮影。

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30分の説明&見学の後は、、、

お待ちかねの試飲タイム。

これだけが目当てだったような、、、気もする。

沖縄で飲むとうまいのがオリオンビール。

56年間、沖縄と共に歩んで来た歴史が普遍的な味となっている。

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その夜、山本さん夫婦と一緒に名護の焼肉店、満味へ

ここは我那覇畜産のやんばる島豚を扱う豚専門の焼肉屋。

ここのオーナーの満名匠吾さん。(写真右)

この人が凄い人だった。

見るからにウチナンチューの大男。

とにかく豚好きで、僕らの肉を焼きながら延々と沖縄の豚事情を熱く語ってくれた。

このままだと朝になるかもしれない。それくらいだった。

こんなに深い話が初対面でできたことに今でも驚いている。

この人の豚好きはハンパない。筋金入りだ。

僕もまだまだだな。上には上がいるもんだ。

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沖縄はおもしろい。

そして深い。

歴史、伝統、文化、人、自然、食。

沖縄だけがたどってきた道がある。

ここにしかないここだけの独特な世界が広がっている。

それが沖縄だ。

 

だから魅力的なんだ。