新年の抱負

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あけましておめでとうございます。

今年もDANLOをよろしくお願いします。

今年のテーマは、、、

意味のある料理を作ること。

素材にしても付け合わせにしても、組み合わせにしても

それを使う意味があるかどうか。

そのことにこだわっていきたいと思う。

自分の中でぶれてきたなと感じる所をもう一度修正しようと思う。

潔く、明快な料理を作ろうと思う。

足すよりも引く感覚。

そうすることでより素材に対して真摯になれると思う。

素直になれると思う。

 

そして、、、

これ以上、足すことも引くこともしなくていい料理。

それを、完成された料理という。

 

今年はそれを実現したいと思っている。

 

 

確信の料理

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長らくお待たせしました。

クリスマスも終わり、心に余裕ができて

やっとブログに向き合える精神状態となりました。

 

ここで年末年始のお知らせです。

年内は30日まで、年始は6日からとなります。

先に言っておきますが、海外には行きません。

今回のお正月はのんびりする予定です。

 

DANLOを愛する皆さんへ

今年も僕の料理を食べてくれて本当にありがとうございました。

DANLOで食べて飲んで幸せな気分になって家に帰る。

心が満たされて家に帰る。

それが僕の理想であり願いでもある。

そんな人が少しずつ増えていけばいいなと思う。

 

これからも人の心を満たす料理を作っていきたい。

そのためには自分の五感をもっと磨く必要がある。

五感を意識して料理を作る。

それは確信に近い料理となる。

来年はそこに挑む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高揚と紅葉

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ここは、紅葉が見頃な軽井沢。

僕らは念願のユカワタンに行った。

河口湖にあるCASA OSANOの夫婦と一緒に8周年のお祝いをしたかったからだ。

DANLOとCASA OSANOは2005年の10月にオープンした。

もちろんお互い面識もなく、知り合いでもなかった。

オープンして3年くらい経った頃、僕らがCASA OSANOに食べに行ってから仲良くなった。

年齢も、オープンした時期も、波長や感覚、悩みも一緒なのでお互い心地いい存在である。

そんなわけで毎年この時期に自分たちのお祝いを計画している。

で、今回奮発してユカワタンとなった次第である。

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数々の素晴らしい料理を堪能し、コースの最後を締めくくるデザートにさしかかった頃、

こんなサプライズが用意されていた。

浜田シェフが僕らのためにマジパンでコック帽のケーキを作ってくれたのだ。

8本のローソクと8つの星。豚ちゃんも。

シェフの料理への愛と僕らへの愛を感じた。

自分が考える最大限のもてなしをするという魂を感じた。

浜田シェフと話をしていると物腰柔らかく、控えめな印象なのに

料理は強い意志やメッセージを感じる。

表には出さない内に秘めたマグマのような熱いものが彼の中にある。

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僕は今日ここに来て良かった。

小佐野夫婦と祝えたこと。

浜田シェフと逢えたこと。

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いい刺激を受けながら9年目のスタートを切った。