左の夫婦はミッシェルとマーティン。
南フランスにある一つ星のレストランのオーナーである。
親日家で日本酒が大好き。もちろん自分のレストランにも入れている。
彼らは真澄の蔵見学のため諏訪にやってきた。
毎年諏訪に来た時はDANLOに寄ってくれる。
今回、ミッシェルはDANLOで熊のポトフに挑戦した。
ジビエ大国フランスでも熊は食べないという。
恐る恐る口にする。
「なるほど、こんな味か、いい、うんいい、いい。」
頷きながらいい顔で食べている。
「シェフ、オイシイ、アリガト」
そう言って笑ってくれた。
なんか僕は誇らしい気分になった。
人種を超えて認め合うというか、、、
尊敬し合うというか、、、
「今度はいつフランスに来るんだ。」
ミッシェルは何度も僕にそう言った。
「まだ決めてないよ。」
と言うと
「待ってるよ。」
と言ってくれた。
なんか嬉しかった。