舌が笑う

PB170312

左の夫婦はミッシェルとマーティン。

南フランスにある一つ星のレストランのオーナーである。

親日家で日本酒が大好き。もちろん自分のレストランにも入れている。

彼らは真澄の蔵見学のため諏訪にやってきた。

毎年諏訪に来た時はDANLOに寄ってくれる。

今回、ミッシェルはDANLOで熊のポトフに挑戦した。

ジビエ大国フランスでも熊は食べないという。

恐る恐る口にする。

「なるほど、こんな味か、いい、うんいい、いい。」

頷きながらいい顔で食べている。

「シェフ、オイシイ、アリガト」

そう言って笑ってくれた。

 

なんか僕は誇らしい気分になった。

人種を超えて認め合うというか、、、

尊敬し合うというか、、、

 

「今度はいつフランスに来るんだ。」

ミッシェルは何度も僕にそう言った。

「まだ決めてないよ。」

と言うと

「待ってるよ。」

と言ってくれた。

 

なんか嬉しかった。