山の恵み

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姫木平に住んでいるFさんから山菜を頂いた。

うど、わらび、しおで、みつば、たらの芽、はっか、木の芽。

例年より2週間ほど遅い。

今年の冬は長く寒かったためだ。

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稚鮎と山菜のフリット。

やっぱりこれが一番いい。

どちらも信州の恵み。

どちらもこの時期だけ。

 

一番の贅沢じゃありませんか。

 

 

 

夢のまた夢

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Oさん夫婦はこの時期と秋頃に毎年東京から来てくれる。

妹さん夫婦といつも4人で来てくれる。

毎回、僕らのために何かプレゼントを持って来てくれる。

今回、木の栞(豚のロゴ入り)ときのこのクッキー型。

たぶん、雑貨屋さんで豚ときのこを見つけるとDANLOが勝手に浮かんでくるだと思われる。

なんか、その気持ちがうれしい。

DANLOがその人の頭の片隅に居ることがうれしい。

 

『DANLOは私にとって、なくてはならない存在』

そう思われることが理想であり、究極なんだろうな。

たかが一個人の飲食店なんだけど、そんな存在になれたらいいなぁ。

 

なんて夢見ています。

 

 

 

 

 

 

愛着

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はい!これから信州黄金しゃもを解体しま〜す。

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包丁をモモとムネの間に入れて、、、

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あっという間にできあがり。(15分はかかってる)

ガラはスープに、ムネはスモーク、ささみはフリット、モモはロースト。

手羽はコンフィにしても面白い。

 

このように1羽の鶏からとれるのはどの部位も2個ずつ。

当たり前だというけれど、スーパーで売ってる鶏のムネや手羽は異常に安い。

もちろん人気(需要)のある部位(モモ)は必然と高くなる。

それ以外の人気のない部位は余らしてもしょうがないから安い値段設定にする。

でも1羽丸ごと買えばどの部位も価値は一緒だ。

何か矛盾を感じる。

 

スーパーでどんなに安く手に入っても

「どの部位も1羽から2個ずつ」

そう思うと自然と食材に愛着が湧く。