男と女

DSC00101

12月前半の疲れを癒しに、お隣の山梨県身延町の温泉に行ってきました。

と言っても身延町から山の中へひたすら車を走らせる事50分。

最後の集落に奈良田温泉はあります。

ここの温泉は知る人ぞ知る秘湯で温泉マニアには有名な温泉なんです。

僕らは温泉マニアでもなんでもないのですが、たまたま明子がテレビで見たらしく気になっていたようです。

ここのお湯の特徴はとにかくぬるぬる感がすごい。お肌すべすべ間違いなし。

明子は「くせになりそう」って言ってました。

女って『お肌つるつる』って言葉に弱いよね。

男って何でもそうだけどそこまでこだわりないよね。

着るもの、家具、食器、美容院、ホテルのベット、温泉宿の食事、パン屋、豆腐、青汁、アップルパイ、担々麺、ポン酢、アロマオイル、などなど。

挙げ出したらきりがないくらい。

だいたい女性のこだわりに付き合ってるのは男の方だよね。

みなさんのお宅はどうですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未知への挑戦

DSC00092

今、長和町に来ている。諏訪から30分位の山里だ。

近くにはスキー場がある寒い地域だ。

ここでチョウザメの養殖をしているという。

山の中でサメ?と驚く人もいるだろう。

僕も正直ピンとこなかった。

しかしチョウザメにとって最高の場所だという。

DSC00087

そもそもチョウザメは淡水魚で鮭のような習性がある。

川で産まれて海で成長してまた元来た川に戻ってくる。

そしてロシアやアラスカなどの寒い地域に生息。

水温が20℃を超えてしまうと死んでしまう。

DSC00099

その特徴を生かして、ここ長和町での養殖が始まったようだ。

この生け簀はもともとニジマスを養殖していて長い間使われてなかった所を利用している。

しかも湧き水が直に出ていて一年中水温は9℃のまま一定だという。

こんな条件が揃っている所は他に無い。

みんなの夢がふくらむ。

DSC00090

出荷できる大きさになるには最低2年はかかる。

キャビアに関しては10年以上かもしれない。

しかもあくまで仮定の話で、すべてがうまくいった場合である。

何もかもが手探りで未知数である。

 

この壮大な事業に人生を賭けた男たちがいる。

夢と希望に満ちた彼らの眼差しが印象的だった。

 

 

ジレンマ

DSC00075

ある日の遅い時間にキースがやってきた。

キースは真澄の営業マンで海外を飛び回っている。

今日はスエーデン人の二人を連れて来た。

彼らはストックホルムの郊外にあるリゾートホテルでマネージャーをしている。

とても感じのいい二人だ。気負うことなく話しができる。

どうしてもネイティブの人と話そうとするとつい気負ってしまう。

かっこうつけようとしたり、よく理解していなくても解ったふりをして続けてしまう。

リズムを壊したくないし、いちいち会話を切りたくない。

だから常に気を張って集中して相手の話を聞いている。

たいして難しい会話ではないのに結構疲れる。

これが今の僕の英語のレベル。

 

日本にいるとほぼ使わないのが英語。

たまにキースが海外の人を連れてきた時くらいだ。

だからなんとなくおざなりになってしまう。

必要性が無い限り人はやらない。

英語はもっともっと話せるようにはなりたいけど、

そうなるための努力はたいしてしていない。

 

目的がないと上達はしない。

それも頭ではわかっている。

これが僕のジレンマ。