商品価値

これ何の肉?う~ん?牛肉?

正解は、鹿肉のしんたま。

この辺のじゃない。エゾジカ(北海道)だ。

前からおいしいとは聞いていたので取ってみた。

早速、焼いて食べた。

うっ、うまい!えっ、これ鹿肉?

これが、第一声だった。

特有の臭みもなく、肉質もやわらかかった。

「野生の牛」 そんな印象だった。

 

じゃあ、この辺の鹿と何が違うのか?

要因はいろいろ考えられる。

・気候 ・食べてる物 ・北海道独自の生態系など。

でも一番違うのは、鹿肉を商品として意識していることだ。

ここが一番肝心なのだ。

撃つ場所、獲った時期、その後すばやい処理(血抜き)

解体施設の確保、流通の仕組み等、そこに関わる人の意識の高さを感じる。

残念ながら長野県はそこまで整っていないのが現状だ。

だから、僕はハンター(猟師)との関わりをもっと深める必要がある。

ハンターの鹿に対する意識を変える。

それだけでだいぶ味が変わると思う。

地物の鹿がおいしい味になる日は来ると思う。

腕のいい料理人と腕のいい猟師がいれば鹿はおいしくなる。

僕は、そう思う。

 

 

あゆ

飯田の鮎を見に行こうツアーに参加。

メンバーは、唐木君、太田君、僕の3人。

みんな同世代の料理人だ。

僕は、事もあろうに大遅刻(小1時間)。

でも、二人は待っていてくれた。

嫌な顔ひとつせず、、、

友情ってこういうことだと思った。(何か違う気がする)

飯田で鮎の養殖を15年やってる棚田さん。

鮎のすべてを語ってくれた。

鮎はデリケートな魚で、養殖が難しいと言っていた。

長野県でもやってる人は少ない。

これから4月にかけて大きくしていく。

そして、稚鮎として第一陣が世に出る。

DANLOにも今年初めて鮎が登場する。

季節感あふれる作品にしたい。

 

【初夏の頃 DANLOに行こう 鮎食べに】

 

 

 

江戸へ いざ出陣! その3

六本木から西麻布、広尾、恵比寿まで歩いてみた。

修行時代にお世話になった界隈。

いわば、庭のようなものだ。(実は、シティーボーイ)だった。

その中でも、思い出深い西麻布のDA VINCIへ。

あれ?あきらかに様子が違う。

こじゃれたガラス張りのビルに変わっていた。

昔の面影はどこにもなかった。

母校が消えた。

そんな想いだった。

僕の修行した先で今でもやっている店は、

恵比寿のパルテノペ、1軒しかない。

続けていくことの難しさを思い知らされた。

東京でいろんな想いが交錯した。