自分に喝&勝つ

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ここ最近、暖かい日が続きいつも行くふきのとうスポットも

ご覧の通り顔を出していました。

タイミングとしてはバッチリでした。

20分もしないうちにこんなに採れました。

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500gはありました。

DANLOではキッシュとフリットで使います。

でもこんなに使うの?

はい、さすがにこんなに使いません。

じゃぁどうするの?

明子がふきみそを作ります。

大量に作って小分けにして冷凍します。

この時期松本家の食卓にはふきみそが毎日登場します。

(6月頃まで続きます。諏訪だと普通?)

それにしても今年の桜は早すぎる。

諏訪の入学式で桜が咲いてるなんて観測史上初めてなのでは?

寒かった冬、急にきた暖かすぎる春。

それに加えて重い花粉症&寝不足。

なんか調子がつかめません。

しっかりして!DANLOのシェフ!

無理のない関係

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お待たせしました!今年初入荷の食材、まず1つ目は

諏訪の渋崎地区で作られているアスパラガス。

鮮度が命のアスパラ、とても近いのでありがたいです。

朝収穫してその日にDANLOで食べられるわけですから。

大好きな食材の一つです。

続いてはこちらも初入荷。

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飯田市で養殖している稚鮎です。

天然物に負けないくらい、香り、身質、申し分ないです。

これから山菜が出てくるのでフリットとして登場します。

 

稚鮎もアスパラも、もう7年以上のおつきあいとなります。

これだけ長く使い続けている食材は、実はなかなか無いんです。

育てる側(生産者)の愛と使う側(私)の愛が無いと成立しないわけですから。

いろんな食材を試して使ってみても定番の商品として残っていくのはごく僅か。

そんな中で季節の定番商品としてこの二つはDANLOにとつて欠かせない食材となりました。

 

これからもこの関係がお互い無理なく続くことを切に思う。

畜産の現実

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飯田は昔から畜産の盛んな地域。特に養豚農家は多い。

多いと言っても16軒。最盛期には36軒あったという。

その中でも中ヨークという原種の血統を守り続けている農家さんがいる。

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岡本さんだ。料理の世界では有名な生産者である。

岡本さんは千代幻豚という特別な豚を作っている。

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鼻がつぶれたちょっとブサイクな顔をしている。

性格は穏やかで人懐こい。マイペースな豚だ。

そんな性格が味にも表れる。

きめ細かく甘みのある穏やかな味。

丁寧に育てられた洗練された味だ。

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岡本さんは農協を通していない。

えさから販売ルートまで自分で開拓しなくてはいけない。

これは生産者にとってかなり精神的にきつい。

豚を作っても売る先がなければどうしようもない。

ダブつくことも多々あるという。

とは言っても誰しもが買える値段でもないし、半頭買いとなると50kという重さ。

仲間のシェフに声をかけてうまくシェアできてばよいのだが、

その店の規模、客単価、使う量、ポーション、ロス無く使いきる技量、

考え方、理念、こだわるところが違うから一筋縄ではいかない。

でもなんとかしないと生産者は消えてしまう。

いいものを作っている人ほど、コストもかかっているし、小規模生産なため

儲けは少ない。かといって設備投資は博打のようなもの。

今いる現状の中で生き残る道を探すしか無いのだ。

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僕らにできることは何か。

そこは常に考えている。

 

すぐ答えは出ないけど、、、