最後の日2018

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おかげさまで今年のクリスマスもたくさんの人に来て頂きました。

毎年のことですが初日はいつも緊張します。

かれこれ13回もやってるんだからいい加減慣れてもいいはずなんですが、、、

やっぱり僕にとってもクリスマスは特別なんです。

2ヶ月前からメニューを考えて明子にダメ出しされて、いちから練り直したりして。

食材も普段使わないものを使うので緊張します。

でもそれをうまく使えた時、克服した時。

僕の料理の引き出しが一つ増えたということ。

それは大きな武器となる。それはとても価値がある。

そうやって少しずつ料理がうまくなっていけばいい。

それが成長するということ。

進化するということ。

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今年もあっというまに最後の日となった。

2018年、DANLOに来てくれた人たち。

本当にありがとうございました。

来年も変わらず夫婦でDANLOを盛り上げていきますので

よろしくお願いします。

2019年は更にいろんな人との出逢いがある年にしたいと思います。

そのためにはいろんな所に顔を出す。

積極的にいきたいと思います。

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2019年はみなさんにとっても僕たちにとっても充実した1年でありますように、、、

 

あっ、来年は1月11日の金曜日が初日となります。

よろしくお願いします。

 

 

 

中身で勝負

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上越の帰りに必ず寄る場所がある。

小布施のハイウェイオアシスだ。

この辺は果物の栽培が盛んな地域。

今時期はりんご一色。少なくとも10種類はあったであろう。

僕はシナノゴールドを買ってみた。

県産の品種だし焼き菓子に向いているから。

早速りんごのタルトを作ってみる。

皮は剥かずに8等分していちょう切り。

バターを入れりんごを入れてひたすら煮る。

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さらに煮詰める。

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このくらい茶色になるまで。

30個あったりんごがこんなに少なくなってしまった。(こんなにってどれくらい?)

タルト生地を空焼きしてアパレイユとこの煮詰めたりんごを合わせ

180度のオーブンで30分。そうすると、、、

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こんな感じ。

美味しそうでしょ!

見た目は地味だけど、食べるとうまい!

そんな素朴な焼き菓子が僕は好きです。

 

 

 

きのこの総括

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とうとうきのこの季節が終わった。

もう山に入っても彼等(きのこ)はいない。

いないことを確認して今年のきのこ狩りは終了となる。

あぁ、今年も寂しい冬がやってくる。

僕の人生に潤いを与えてくれたきのこたち。

今年は楽しませてもらったよ。

7月のアカヤマドリから始まって

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じこぼう

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オオツガタケ

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ナラタケ

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ホンシメジ

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コウタケ

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シモフリシメジ

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クリタケ

などなどいろんな種類が採れた素晴らしい年だった。

なかでも一番印象に残っているのは

松茸狩りだ。

代々松茸山を所有しているKさんにお願いして入らせてもらった。

普通、赤の他人を山に入れない。

場所を知られたくないし山が荒れるからだ。

変な取り方をしたり出そうな所を踏んだり滑ってしまったりすると

次の年は出ない。とてもデリケートなきのこなんだ。

だから素人は入れたくないし、勝手を知らない人に入られても山が荒れるだけだ。

でも心の広いKさんは僕を入れてくれた。しかも奥さんお手製のナラタケおにぎり付き。

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僕は幸運にも計10本松茸を採る事ができた。

見つけた時の感動は一ヶ月経った今でも鮮明に覚えている。

僕は山のこと松茸のことをKさんからたくさん教えてもらった。

知らない事ばかりだった。

そんな話を聞かせてもらった事も含めて僕には貴重な体験となった。

振り返るのはまだ早い気もするが今年は人にもきのこにも恵まれた年となった。

 

余韻に浸るのはこれくらいにして、きのこが無い今、

僕は料理に集中しよう。